今週の松竹梅第659号「税務署は不動産情報をどうやって入手するのか?」

ビジネスに役立つ!税務最新情報【今週の松竹梅】

今週の松竹梅第659号「税務署は不動産情報をどうやって入手するのか?」

配信日:2026/3/2

こんにちは。 松本事務所メルマガ「今週の松竹梅」第659号を配信します。 2026年は驚くことの連続です。 オリンピックが終わって日本選手の活躍に浮かれていたら、 アメリカとイスラエルによるイラン攻撃により、 イランの最高指導者ハメネイ師死亡との事態に。 週明けの石油や為替マーケットはどうなるのでしょうか。 私たちは、激動の歴史の途中にいるようです。

【今週の松】 【今週の松】「税務署は不動産登記情報を把握」

確定申告シーズンまっただ中です。不動産相場がここ数年急上昇しているので、
思いがけない売買益を手にする案件も増えています。
税務署は、不動産売買情報をどうやって入手しているのでしょうか?
現時点、売買や相続・贈与で不動産の登記が動くと、
物件の所轄税務署に法務局から「自動的に」電子データで入手しています。
ただし入手情報は、登記簿謄本に記載されていることのみです。
つまり、売買金額は入手していません。

【今週の竹】 【今週の竹】「物件の所轄税務署はどうするのか」

物件の登記情報を入手した所轄税務署は、国税庁全体の共有データベースに 登録します。 買主や売主の住所の所轄税務署に分類してデータを送るわけではありません。 つまり検索型システムです。税務署側は資産税部門の担当者が、 必要に応じて、キーワード検索で共有データを検索します。 例えば、「売買」や「贈与」で検索してリストから申告書提出の有無をリストにして、 無申告であれば、「お尋ね」文書を送るなどに使われています。

【今週の梅】 【今週の梅】「登記情報以外の情報は?」

固定資産課税台帳は、自治体が持つ情報ですが、 税務署は自治体に対してデータ照会が可能な権限があります。 また、相手方が法人の場合「支払調書」が提出される場合が多くなります。 具体的には、賃貸不動産で借主が法人、不動産売買で買主が法人の場合は、 借主、買主である法人から支払調書が提出されます。 売買で、買主側が支払調書を提出していない場合、 夏頃に、「支払調書提出のお願い」が税務署から届くことがあります。

【松ちゃんの独り言】 【松ちゃんの独り言】「国際情勢は様々な媒体に接した方が良い」

日本の地上波テレビ報道は非常に偏っているので、 実際はどうなっているのかよくわかりません。 ネット記事やyoutube動画なども、ある意味偏ってますが、 理解が深まります。2026年のたった2ヶ月で、 アメリカはベネズエラとイランを先制攻撃しました。 個人的には、ベネズエラとイランの一般国民はどう受け止めているのか? が非常に気になります。一部メディアでは、自国が攻撃されて 非常に喜んでいる国民も多い、との記事もあります。

松本直樹

【松本直樹のプロフィール】

1960年
石川県金沢市生まれ
1984年
金沢大学法文学部経済学科を5年で卒業(ドイツ語で1年間落第する)
1984年
太平洋証券(今の三菱UFJモルガンスタンレー証券)にて、主に債券トレーダー、デリバティブ業務に従事
1992年
証券アナリスト2次試験合格(会費未納で、アナリスト協会は退会)
1992年
太平洋証券退職後、税理士事務所へ転職
1995年
宅建主任者試験合格
1996年
税理士試験会計2科目合格
1997年
税理士試験税法3科目合格(税理士試験終了)→ちなみに法人税、所得税、消費税です
1999年
松本直樹税理士事務所として独立開業→税理士事務所の同僚(松本清美)と結婚ダブル寿退職
2006年
株式会社ケーエムエスを設立
2014年
総合コンサルチーム「みんなで顧問」結成
2016年
合同会社「みんなで顧問」設立(代表社員就任)
2018年
経営革新等支援機関認定
2023年
「マンガでコミュニケーション みんなの相続」出版