今週の松竹梅第660号「70歳を超えてから35年ローンでマンション購入!」
ビジネスに役立つ!税務最新情報【今週の松竹梅】

配信日:2026/3/9
こんにちは。 松本事務所メルマガ「今週の松竹梅」第660号を配信します。 所得税確定申告シーズンの最終週になりました。 毎年数多くの申告を手がけてますと、はっとするような事例に出会います。 今回は、70歳代で住宅ローンを組んだ方の事例を紹介します。 なかなか味わいがありますよ。
【今週の松】 【今週の松】「出身地の空き家と空き地を売却」
A氏は地方の出身者で、出身地に10年前から空き家にしていた家と、
相続で引き継いだ空き地を所有していました。
子供も独立して、首都圏に奥様と二人暮らしでしたが、
出身地に戻ることはないと考えて、2025年前半にすべて売却しました。
地方とは言え、城に近い中心部だったため、両方で1億円超で売却できました。
【今週の竹】 【今週の竹】「賃貸マンションから終の棲家へ」
A氏は、大手メーカー勤務で、いわゆる転勤族でした。 最後は首都圏でしたので、 奥様と2人でしばらく賃貸マンションに居住していたとのことです。 ところが、不動産売却で手元資金ができたため、 終の棲家として、近くの新築マンション購入を決意したのです。 A氏は70歳を超えていました。マンションは都心ではありませんでしたが、 6000万円を超えていました。一括で買えますが、そうすると、 手元資金が半分以下になります。
【今週の梅】 【今週の梅】「なんと、70歳代で35年ローン」
迷っていたところ、FPからの助言もあり、A氏は住宅ローンでの購入を 決意しました。FPからの助言は、こうでした。 「もしも住宅ローンが組めれば、1億円は資金運用しましょう」 米ドル建てなら確定利回りでも4%~5%、株価インデックス投信なら さらに高い利回りが期待できます。 では、どうやって住宅ローン審査は通ったのでしょう? 別世帯のご長男にお願いして、名義を9:1の連帯債務として、 世帯収入合算の審査で通ったのです。
【松ちゃんの独り言】 【松ちゃんの独り言】「選択肢は多い方が良い」
今回の事例はどうでしたか? 皆さんはA氏の立場ならどうしますか? ①1億円はそのままで、しばらく賃貸マンション暮らし ②1億円で住宅購入して、残額で生活 ③A氏のように住宅ローンを組んで、1億円は運用 でも、③を選択するには「家族仲が良いこと」と、 「健康であること」が必要だと思いませんか? 年を重ねて選択肢を多くするには、家族を大切にすることと、健康であることです。 この2つは当たり前にあるものではありませんよ。

【松本直樹のプロフィール】
- 1960年
- 石川県金沢市生まれ
- 1984年
- 金沢大学法文学部経済学科を5年で卒業(ドイツ語で1年間落第する)
- 1984年
- 太平洋証券(今の三菱UFJモルガンスタンレー証券)にて、主に債券トレーダー、デリバティブ業務に従事
- 1992年
- 証券アナリスト2次試験合格(会費未納で、アナリスト協会は退会)
- 1992年
- 太平洋証券退職後、税理士事務所へ転職
- 1995年
- 宅建主任者試験合格
- 1996年
- 税理士試験会計2科目合格
- 1997年
- 税理士試験税法3科目合格(税理士試験終了)→ちなみに法人税、所得税、消費税です
- 1999年
- 松本直樹税理士事務所として独立開業→税理士事務所の同僚(松本清美)と結婚ダブル寿退職
- 2006年
- 株式会社ケーエムエスを設立
- 2014年
- 総合コンサルチーム「みんなで顧問」結成
- 2016年
- 合同会社「みんなで顧問」設立(代表社員就任)
- 2018年
- 経営革新等支援機関認定
- 2023年
- 「マンガでコミュニケーション みんなの相続」出版