今週の松竹梅650号「ヒト、モノ、カネ~コストアップ時代の生き残りは?~」

ビジネスに役立つ!税務最新情報【今週の松竹梅】

今週の松竹梅650号「ヒト、モノ、カネ~コストアップ時代の生き残りは?~」

配信日:2025年12月27日

こんにちは 松本事務所メルマガ「今週の松竹梅」第650号を配信します。 2025年の最終回メルマガになりました。皆さんの毎月の経営数値を見ていて、今年は特に大変な1年になったと思いました。 しかも、すべてのコストが上昇しており、一時的な現象ではありません。 2026年は、経営力の差が明確に出る環境でもあるので、腕の見せ所でもあります。具体的に、ヒト・モノ・カネで整理してみました。

【今週の松】 【今週の松】「人件費、採用費、労務費は下がらない」

厚労省統計では、最低賃金が毎年3~4%上昇しており、求人倍率も全国平均1.3倍です。しかも残業管理やハラスメント対応など労務トラブルも増える一方です。
つまり「ちゃんとした会社ほどコストは上昇する」時代になりました。
「ヒト」は大事な資産と同時に最大のコスト要因です。

【今週の竹】 【今週の竹】「家賃、仕入、運送費もすべて上昇」

消費者物価指数は2~3%の上昇が続いています。 家賃の更新時値上げや物流費の増加は、常態になりました。 家賃、仕入、運送費は頑張って下げられるものではありません。 適正な粗利益率を意識しないで売上アップを目指せば、超多忙なのに赤字転落の可能性もあります。

【今週の梅】 【今週の梅】「長期金利が27年ぶりに2%%台」

当たり前のように融資を前提としている経営者は要注意です。 長期金利が2%台になりましたが、実に27年ぶりの水準です。 メーカーや物販業者は、工場や店舗を持ち、在庫を持ち、商品を運びます。 借入金が0の会社はほぼないと思います。 借入残高が1億円なら1%→2%で、毎年100万円余計に粗利を計上する必要があります。 ヒト、モノ、カネの3分野すべてが急激なコストアップになりました。 今までのように、頑張って売上を増やしても解決不可能です。 どうすれば利益が出るのか必死に考えてください!

【松ちゃんの独り言】 【松ちゃんの独り言】「ペリリュー楽園のゲルニカ」

2025年に観た最後の映画は「ペリリュー楽園のゲルニカ」です。 ペリリュー島はパラオ諸島の小さな島で、第二次大戦の激戦地です。 日本守備隊は1944年11月に陥落しましたが、守備隊1万人の生き残り50名がゲリラ戦を展開し、終戦後の1947年4月に生き残り34名が投稿しました。 映画はほのぼのタッチのアニメですが、描写はすさまじく、悲惨なので心臓に悪いです。 それでは、次回もよろしく御願いします!

松本直樹

【松本直樹のプロフィール】

1960年
石川県金沢市生まれ
1984年
金沢大学法文学部経済学科を5年で卒業(ドイツ語で1年間落第する)
1984年
太平洋証券(今の三菱UFJモルガンスタンレー証券)にて、主に債券トレーダー、デリバティブ業務に従事
1992年
証券アナリスト2次試験合格(会費未納で、アナリスト協会は退会)
1992年
太平洋証券退職後、税理士事務所へ転職
1995年
宅建主任者試験合格
1996年
税理士試験会計2科目合格
1997年
税理士試験税法3科目合格(税理士試験終了)→ちなみに法人税、所得税、消費税です
1999年
松本直樹税理士事務所として独立開業→税理士事務所の同僚(松本清美)と結婚ダブル寿退職
2006年
株式会社ケーエムエスを設立
2014年
総合コンサルチーム「みんなで顧問」結成
2016年
合同会社「みんなで顧問」設立(代表社員就任)
2018年
経営革新等支援機関認定
2023年
「マンガでコミュニケーション みんなの相続」出版